歴史が息づく街横浜

港横浜の文化の発信基地

横浜開港150周年記念イベント「開国・開港Y150」のベイサイドエリアの会場には、「横浜赤レンガ倉庫」があります。
「横浜赤レンガ倉庫」は名前のとおり、もとは倉庫でした。造られたのは明治末。
平成元(1989)年には、倉庫としての役目を終えましたが、横浜のシンボルとして残されていました。
そして、平成14(2002)年には、「港の賑わいと文化を創造する空間」として生まれ変わったのです。

「横浜赤レンガ倉庫1号館」は、2Fが各種展示やパフォーマンスなどで使われるスペース、3Fは演劇、音楽、ダンスなどに適したホールです。
貸出施設として、一年中、さまざまなジャンルのイベントが行われています。
また、「横浜赤レンガ倉庫1号館」の1Fでは、有名なお店や横浜の老舗店を、数多く取り揃えています。

「横浜赤レンガ倉庫2号館」は、商業施設として、おしゃれなショップと、個性的なレストランが揃っています。
おすすめショップをいくつか紹介します。

1Fにある「One Life Yokohama Bay」は、ハワイなどにある「ゼネラルストア」をイメージした店内です。ゆったりした空間のなかには、こだわりのハワイアン雑貨やウェアーがいっぱいです。

1F「YOKOHAMA BASHAMICHI ICE」は、日本のアイスクリーム発祥地横浜から、新感覚アイスクリームスタイルを発信しています。
開港当時の風味を現代風にアレンジした「横濱馬車道あいす」。懐かしさと新しさがあなたの口のなかに広がります。

2F「salut!」は、インテリア雑貨が揃い、収納力バツグンのラックから、カーテン、ラグ、おしゃれな小物など、幅広い商品をプチプライスで用意しています。


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珍しい動物もいっぱい

2009年4月24日に開園10周年を迎える「よこはま動物園ズーラシア」。
場所は、横浜開港150周年記念イベント「開国・開港Y150」のヒルサイドエリア会場に隣接したところです。
現在の面積は402,000平方メートルです。全面開園すると約533,000平方メートル、なんと東京ドーム約11個分の大きさに!
そして、日本最大級の動物園となります。ちなみに旭山動物園は148,681.84平方メートル。

ズーラシアのメインテーマは「生命の共生」と「自然との調和」。
「ズーラシア」という愛称は、動物園(ZOO)と、自然の広大さをイメージしたユーラシア(EURASIA)を合成させた言葉で、市民公募によって選ばれました。

動物展示ゾーンは、世界の気候帯・地域別に分けられています。(アジアの熱帯林、亜寒帯の森、オセアニアの草原、中央アジアの高地、日本の山里、アマゾンの密林、アフリカの熱帯雨林)。
各ゾーンは、動物、植物、人の文化を織りまぜながら、世界の環境を演出しているので、いながらにして、世界のあらゆる地域の特有の雰囲気を体感できますよ。

1999年4月、ズーラシアは、「横浜動物の森公園」の中に第1次開園しました。
その後、
2002年7月「わんぱくの森」と「わくわく広場」がオープン。
2003年4月「アフリカの熱帯雨林」ゾーンの一部が完成。
2006年4月わんぱくの森ゾーンに、「自然体験林」が完成。
2007年4月アフリカの熱帯雨林ゾーン内に、「アカカワイノシシ展示場」が完成。わんぱくの森ゾーン内に「ぱかぱか広場」がオープン。

展示している動物は、約70種400点です。
オカピ、インドライオン、ドゥクラングール、アムールトラなど、とても珍しく、絶滅の恐れもある、動物たちを見ることができるのです。
ズーラシアの目的に「種の保存」を行っていくことがあります。
そのために、希少動物が多いのですね。


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昔も今も新しい横浜

江戸時代末期の1859年に開港した横浜港のまわりには、発祥の地とされる「象の鼻地区」(大さん橋国際客船ターミナルの付け根から左手方向へ延びている防波堤を上から見ると象の鼻に似ているそうです)、歴史的な建造物が立ち並ぶ馬車道など、歴史の味わいを感じられる、多くの場所があります。
郊外にも日本最大級の動物園ズーラシアや、運動競技場など、魅力あふれる施設がたくさんあります。

みなとみらい地区にある「横浜美術館」は、1989年、横浜市制100周年・横浜開港130周年を記念してつくられました。
セザンヌやダリ、マグリット、ピカソといった、世界的に著名な画家の作品が多く所蔵されています。
また、「子どものアトリエ」という、絵の具や粘土を使用して、子どもたちが美術に接して、体験的に学べる機会も提供しています。

開港当時、馬車が外国人を乗せて通った道が、「馬車道」と名付けられました。
この道は、ガス灯やアイスクリームなど、「横浜もののはじめ」が多く誕生した場所です。

現在でも賑わい、横浜の名所のひとつ「中華街」を築いたのは、開港以降に上海、香港、広東などからたくさんやってきた中国人でした。
彼らは、日本人と西洋人の通訳をしたり、日本人に新しい技術を伝えたりして、横浜にとっては欠かせない存在となりました。

山手の丘には、昔から多くの外国人が暮らしていて、美しい西洋館がたくさんありました。
今でもそこには、関東大震災後に建設された西洋館が保存され、見学することができます。
その西洋館も、おしゃれで美しく深い横浜の歴史を感じさせてくれます。


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苦難と復興と

江戸時代末期に開港後、横浜は世界につながる港として、大きく発展し、現在も文化の発信地として活気あふれた街となっています。

ところが、その道のりは山あり谷ありで、険しい厳しい道を経てきたのでした。

大正12年(1923年)9月1日、関東大震災が起きました。
横浜もマグニチュード7.9という大地震にみまわれました。
開港以来、60年間にわたって築かれてきた横浜の街は、この大地震とそれにともなう火災によって、甚大な被害をこうむりました。
ところが、奇跡的に、開港記念館の時計塔は、壊れることがなかったのです。
その立派な姿は、震災で傷ついた多くの市民の心を勇気づけてくれました。

「山下公園」は、震災によって崩れた建物のがれきを集め、それで海を埋め立ててでき上がったのですね。
この山下公園を会場として、1935年3月から5月まで「復興記念横浜大博覧会」が開催されました。
山下公園の前に、大きないけすを造って、生きた鯨を泳がせた「生鯨館」や、アメリカをはじめ、いろいろな国のパビリオンが人気を集めにぎわったそうです。
来場者は、300万人にも上ったそうです。

第2次世界大戦では、横浜は連合軍により、数十回も空襲に襲われたのでした。
そして敗戦と同時に、横浜港や市内のあちこちを占領され、経済面でも大きな打撃を受けました。

現在でも、アメリカ軍の基地が市内に残っていますが、「深谷通信所」や「上瀬谷通信施設」などは、2004年10月18日の日米合同委員会で、日本への返還の方針が合意されていますので、近い将来には日本に返ってくるそうです。

このような大変な苦難を乗り越え、ここまで発展したのは、当時の人々の努力があったからこそですね。


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黒船来航にはじまる横浜港の歴史

横浜港の開港記念日は、6月2日です。
横浜港が開港された日は、1859年7月1日で、最初のころは、記念日を7月1日にしていたようです。
1928年の横浜市の議会で、開港記念日を旧暦の日付、安政6年6月2日に基づいて、6月2日を記念日に変更しました。
そして、2009年6月2日に、横浜は、開港150周年を迎えるに至りました。

港が横浜に開かれてから、現在のような大都市に発展するまでの150年間には、多くの人たちの大変な努力と活躍がありました。

江戸時代の日本は、ご存じのように、江戸幕府により、外国との付き合いを一部に制限する「鎖国」を実施していました。
1853年、ペリー提督が、「アメリカと開国をするように」という要求をもって、浦賀にやって来ました。ペリー提督率いる艦隊の船を日本人は「黒船」と呼んだのでした。

1年後の1854年、ペリー提督は、返答を聞くために、再度、日本に来航し、横浜に上陸したのです。
上陸した場所は、現在の横浜県庁や横浜開港資料館のある辺りです。

日本は、アメリカとの開国を承諾し、横浜、神戸、長崎などに、外国からの船を受け入れるように、港を造りました。
そして、横浜港が誕生したのです。

その場所は、現在大さん橋の根元の辺りにあり、「象の鼻地区」と呼ばれ、現在でも残っています。
最初、直線の船着場が2本造られ、1867年に、1本の船着場が曲がった形に変更されました。その形が「象の鼻」に似ていたことから、「象の鼻地区」と呼ばれるようになったのです。


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